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イベント情報

梟vsふくろう チケット購入のご案内

若手津軽三味線ユニット・ふくろうがつくばカピオに見参!クラシカルで正統派な津軽民謡・民舞を取り上げた第1部「津軽」をお贈りしたあと、装いをガラリと変えて、日本人のお祭りDNAがうずいてしまう第2部「祭」をお届けします。かっこいい「梟」と、お祭り賑やかな「ふくろう」の対決、とくとご覧あれ!


ふくろう「津軽よされ節(手踊り)(2020年2月9日 熊本市国際交流会館)」

ふくろう_本田浩平 インタビュー! 津軽三味線の魅力や今回の意気込みなどをうかがいました!
(公財)つくば文化振興財団では、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して、公演を開催いたします。チケット購入、公演ご来場の前に、必ず当HP内「(公財)つくば文化振興財団における新型コロナウイルス感染防止対策とお願い」をご確認ください。なお、本公演は、感染拡大状況によっては、公演を中止または延期する場合等がありますので、最新の情報をお確かめいただくようお願いいたします。
また、当日に発熱などの体調不良が認められる方、感染対策にご協力いただけない方等は、ご入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
公演日時 2022年2月19日(土)
14:00開演(13:00開場)
会場 つくばカピオホール(つくば市竹園1-10-1)
出演 津軽三味線ユニット「ふくろう」

本田浩平、橋本大輝、安藤龍正からなる伝統芸能ユニット。芸は身を助ける(不苦労)、観て頂いた方に幸せな気持ちを運ぶ(福来郎・福籠)という言葉の思いで命名。 それぞれ幼き頃より伝統芸能に親しみ、東京の民謡酒場で修行に励みつつ出会い、共に数多くの舞台を積む。
津軽三味線、民謡、民舞など3人編成ながらもバリエーション豊富な舞台を展開し、聴くだけではなく観て楽しんでもらえるパフォーマンスに努める。また各分野における全国大会でも数々の優勝経験を持ち、国内外を問わず幅広い世代に伝統芸能の普及と発信を行っている。
演目 第1部 津軽
津軽六段
津軽よされ踊り ほか

第2部 祭
日本一のどじょう掬い
津軽じょんがら節 ほか
料金 一 般[指定] 1,000円
※未就学児入場不可。
※当公演は収容客数100%で実施いたします。
※車いす席をご希望の方は財団(029-856-7007)へお問合せください。
※チケット予約・購入時に、ご来場のお客様ご本人のお名前・お電話番号・ご住所が必要です。
発売日 一般ネット・電話予約:1月15日(土)13:00~
      窓口販売:1月16日(日)9:00~
チケット取扱い
つくばカピオ
TEL:029-851-2886
ノバホール
TEL:029-852-5881
(公財)つくば文化振興財団
TEL:029-856-7007
財団ネット予約・購入ページ(外部リンク)
ふくろう_本田浩平
インタビュー
津軽三味線ユニット「ふくろう」より本田浩平さんに、津軽三味線の魅力や今回の意気込みなどをうかがいました!

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◆津軽三味線の魅力について教えてください
僕は中学のときテレビで津軽三味線をみて、力強い演奏とインパクト、それから音の迫力に一目惚れしました。ビビッと来たというよりは、「こういう習い事をしてみたい」と思って始めたんです。純粋な「音楽」としての津軽三味線に魅力を感じました。

◆本格的に津軽三味線をやる中で、新しく発見した魅力などもありますか?
即興演奏が多いので、本当に性格が出るなと思います(笑)。「自分らしさ」を表現できる楽器ですね。「津軽じょんがら節」の曲弾き(津軽三味線のソロ)では、ある程度の流れは決まっているものの、いろんなアドリブを入れて、自分の好きな形にアレンジします。自分の演奏ですら、20代のものを聴くと、テンポが速くて「うわ~若いな~(笑)」と思いますね。なので、今回演奏する「津軽じょんがら節」も、このとき限りのものだと思って、お楽しみいただければと思います。

◆「津軽じょんがら節」の聴きどころは、やはり即興演奏でしょうか?
そうですね。「津軽じょんがら節」の曲弾きは、津軽三味線の大会で必ず取り上げられる曲ですが、演奏の良し悪しは、ほぼ最初の数音で決まってしまうと言われています。調弦するように「ベン、ベン」とただ数音鳴らすだけなんですけど、上手い人はやっぱりその音の響きからして違いますね。大会でも、「うわ~!これはしびれるなぁ!」という音に出会うと、観客席から「おぉ~」と声が上がります。

◆津軽三味線ユニット「ふくろう」は、全員が浅草の民謡酒場「追分」のご出身だそうですね。
はい。橋本大輝さんはすぐ上の先輩、安藤龍正くんもすぐ下の後輩で、一緒に住み込みしていた時期もあります。民謡酒場では、お客様の目の前で毎日出番があり、本当に鍛えられました。同じ世代の人達が、民謡の道でやって行きたくて、修行のために地方から集まってくる場所でもあるので、部活のような雰囲気があります。みんな仲が良いです。大輝さん・安藤くんとは、まさに「ツーカーの仲」ですね。

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◆本田さんは、今後「津軽三味線」がどうなっていくといいなと思いますか?
んん~~......(笑)。よく言われるのは、「ピアノやギター、ヴァイオリンの横並びとして、やったことはないけど名前は知ってる楽器になること」ですよね。僕は並べないと思います(笑)。でも、なくなりもしないと思っていて。僕は、テレビで見て「音楽としての津軽三味線」を好きになったクチなので、バンドでライブしたり、フラメンコと一緒に演奏したり、民族楽器と共演したりもします。一方で津軽三味線は、元々「民謡」の伴奏楽器で、この軸も欠かせない側面なんです。大輝さんや、安藤くんは、民謡のお家に生まれて、民謡の道を極めた人たちです。どちらも、津軽三味線の大事な魅力だと思います。なんとなく流行りの楽器になるのではなく、「本当の良さ」を伝え、大事な部分がブレずに続いていくことこそ、重要だと思っています。

◆つくばでのコンサートはどのようなものにしたいですか?
僕達は、お客様との距離が近い民謡酒場の出身です。民謡酒場ではできない照明や演出などで魅せられるのは、ホール公演の醍醐味だと思っています。でも、お客様との心の距離は民謡酒場のようにグッと縮めて、「コンサート」というより「ライブ」みたいな公演になったら嬉しいです。

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(2021年12月8日(水)つくばカピオにて)
主催:
つくば市/(公財)つくば文化振興財団
共催:
(一財)地域創造
お問合せ:
(公財)つくば文化振興財団 TEL:029-856-7007

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